買取り実績

トリアングルのピンクトルマリンが印象的なネックレスをお買取させていただきました。

ダイヤモンドの取巻きもぷっくりとして可愛らしいイメージ。

トルマリンのピンク色をより際立たせています。

日頃目にするカットでは、ラウンド（丸い形）やオーバル（だ円）、スクエア（四角、長方形）などが多いので、トリアングルは割と珍しいなという印象を受けました。

それだけに、ちょっと個性的でおしゃれな感じがしますよね。

トルマリンの綺麗なピンク色を存分に楽しめる大きめなサイズ感もまた素敵です。

トルマリンという宝石自体は、大きめでも透明感があり、カラーバリエーションも豊富。

大振りなサイズも比較的お手頃な価格で購入できるところが魅力でもあります。

しかしながら一部の希少なカラーには、ダイヤモンドに勝るとも劣らないほどの価値が付けられています。

南の海を思わせる青緑のネオンカラーが特徴のパライバトルマリンはその筆頭でしょう。

1989年にブラジルのパライバ州で産出したことからこの名前が付けられましたが、実はこれ以前にも世界各地で産出はしていました。

しかし極小粒で品質も悪かったことからあまり注目されていなかったのです。

パライバ州で産出したものは良質で、ある程度の大きさも確保できたことから、瞬く間に世界中の宝石市場を席巻し、高値がついたそう。

元々の産出量も少なく、なおかつ現在ではすでにパライバ州のトルマリンは枯渇しているのではないかとの噂も流れ、ますます価格は高騰しているようです。

確かに、青でもなく緑でもない何とも言えない柔らかな光を放つパライバトルマリンは、とても神秘的で値段が高くなるのも頷けます。

特にパライバ産のトルマリンは、他産地に比べて銅の含有量が多く、より個性的な色調を呈します。

ブルーやグリーンでも、ターコイズブルーやエレクトリックブルーといった、特徴的なカラーになるのです。

パッと目を引くようなそんなジュエリーをお望みの方は、パライバ産のトルマリンに注目してみるのもいいかも。

他にもルビーの様な赤い色を呈するレッドトルマリン（ルベライト）なども、色のはっきりした美しいものでは入手が非常に困難だと言われています。

同じレッドトルマリン、ピンクトルマリン、グリーントルマリン…と言っても、そのカラーグラデーションは実に幅広いのです。

例えばグリーンなら深い緑色、黄味がかった緑色、青味がかった緑色など、同じ宝石とは思えないほどのバリエーション。

だからこそ、自分の好みに合ったカラーを選べるというもの。

希少価値の高いものが必ずしも自分の好みに合うとは限りませんよね。

カラーバリエーション豊富なトルマリンなら、コレ！という色がきっと見つかるはず。

そんなジュエリーと出会えたら素敵ですよね♪

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